スウェーデン警察小説の系譜

 

欧州で人気を博し、私が長年親しんできたスウェーデンの推理小説の数々。その原点を探っていくうちに私は一九六〇年代に書かれたあるシリーズに行き着いた。推理小説の進化の跡を辿り、二十一世紀の推理小説の原点を見つけようというのが、この小文の目的である。

 

 

<はじめに>

 

<第一章、ヘニング・マンケル>

ヴァランダー・シリーズの紹介

 

 

<第二章、スティーグ・ラーソン>

 

 

<第三章、シューヴァル/ヴァールー>

マルティン・ベック・シリーズの紹介

 

 

<第四章、ヴァランダー以降>

 

    

ヨー・ネスベー / ホカン・ネッサー / リザ・マークルンド

 

<第五章、ご当地ミステリー>

 

    

マグダレン・ナブ / ドナ・レオン

 

<第六章、舞台としてのスウェーデン>

 

    

 

<第七章、北欧推理小説の映像化>

 

    

 

 

筆者紹介:

川合元博。1957年京都市生まれ。金沢大学大学院独文科修士課程を修了後、ドイツ、英国で30年間コンピューターシステムのコンサルタントとして働く。傍ら、ヘニング・マンケル等のスウェーデンの推理小説に傾倒、その研究を始める。ストックホルム、イスタード等、小説の舞台となる場所を訪問。日本にでは余り知られていない北欧の小説の紹介を志している。日本語、英語、ドイツ語、スウェーデン語、オランダ語を解する。

 

 

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