アーナルデュル・インドリダソン

Arnaldur Indriðason

1961〜)

 

アーナルデュル・インドリダソンは一九六一年生まれの、アイスランドの作家である。二〇〇二年と二〇〇三年に、その年のスカンジナビアの優秀な犯罪小説に贈られる「ガラスの鍵賞」を二年続けて受賞、その作品は欧州のみならず、全世界で人気を博している。その存在は知っていても、誰も詳しくは知らない国、アイスランド。雪と氷、火山、温泉、オーロラ、そして欧州の金融危機の引き金となったタックスヘイブンとしての存在・・・そんな中で、インドリダソンはアイスランドの現状を伝える、貴重なメッセンジャーとしての役割を果たしている。

 

 

「塵の息子たち」

原題:Synir duftsins(塵の息子たち)

ドイツ語題:Menschensöhne(人の子たち)

1997年)

 

「驚きの岸」

原題;Furðustrandir(驚きの岸)

ドイツ語題:Eiseskälte(厳寒).

2010年)

 

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