このページはロンドン在住のエッセイスト川合元博が自作のエッセーを掲載しています。ご用とお急ぎでない方は、読んでやってください。
著者の紹介:
川合元博 (かわい もとひろ)
1957年京都市生まれ。金沢大学、大学院でドイツ文学を専攻。1984年某ファスナーメーカーに入社。同年より海外駐在員としてドイツ赴任。1991年ロンドンへ転勤。1996年現地で転職。現在、システムエンジニア。ビールとマラソンを好む。妻、真由美との間に子供3人。2000年6月より1年間ドイツに単身赴任。
最近の更新履歴:
2017年12月10日、ヨハン・テオリン書評のページに「耐えられない寒さ」を掲載
2017年11月18日、書評のページに、エレナ・フェランテ「私の輝かしい友人」を掲載。
2017年11月05日、書評のページに、アイノ・トロセル「心臓の脈打つ限り」を掲載。
2017年11月03日、「ミュージカルの都」のページに「桂三輝ロンドン公演」を掲載。
2017年10月17日、旅行記のページに「イギリスをめぐる十の素朴な疑問」を掲載開始。
2017年09月16日、ラース・ケプラー書評のページに「炎の証人」を掲載
2017年08月23日、書評のページに、ケルスティン・エクマン「黒い水の畔で」を掲載。
2017年08月15日、アールナルデュル・インドリダソン書評のページに「驚きの岸」を掲載。
2017年08月05日、書評のページに、ラース・ケプラーの「催眠術師」を掲載。
2017年07月02日、書評のページに、アン・バイアーノの「シチリア流の復讐」を掲載。
2017年06月12日、旅行記のページに「日系日本人の見た日本、Part 2」を掲載。
2017年05月21日、ベルンハルト・シュリンク書評のページに「階段の上の女」を掲載
2017年05月20日、書評のページに、クリスティナ・ベルントの「満足」の掲載を完結。
2017年05月19日、旅行記のページに英仏海峡トンネル列車カーフェリー搭乗記「トンネルを抜けて」を掲載。
2017年04月23日、書評のページに、クリストファー・カールソンの「死者の魂の塔」を掲載。
2017年04月05日、書評のページに、ハニ・ミュンツァーの「マルレーネ」を掲載。
2017年03月18日、「ミュージカルの都」のページに「シルク・ドゥ・ソレイユ、ロンドン公演」を掲載。
2017年03月05日、旅行記のページに「バナナと火山の島、ラ・パルマ島」を掲載。
2017年02月12日、書評のページに、キェル・エリクソンの「黒い嘘と赤い血」を掲載。
2017年01月31日、書評のページに、ロディカ・デーネルトの「ザッハー家の人々」を掲載。
2017年01月01日、ミカエル・ヒョルト/ハンス・ローゼンフェルド書評のページに「それに値しなかった者たち」を掲載
2016年12月04日、旅行記のページに日本列島を鉄道を使い一日で縦断する旅行記、「旅を旅して」を掲載。
2016年11月14日、書評のページに、アルネ・ダールの「七引く一」を掲載。
2016年11月09日、旅行記のページにゲントド、ナミュール、ディナン訪問記、「ベルギーの休日」を掲載。
2016年11 月03日、クリスティナ・オールソン書評のページに、「ひなぎく」を追加。
2016年10月05日、ミカエル・ヒョルト/ハンス・ローゼンフェルド書評のページに「沈黙していた少女」を掲載
2016年09月19日、ミカエル・ヒョルト/ハンス・ローゼンフェルド書評のページに「殺人者でなかった男」を掲載
2016年08月24日、ミカエル・ヒョルト/ハンス・ローゼンフェルド書評のページに「彼の知っていた女性たち」を掲載。
2016年08月15日、書評のページに、ジョジョ・モイスの「セーヌの夜」を掲載。
2016年08 月15日、フェルディナント・フォン・シーラッハ書評のページに、「タブー」を追加。
2016年08月13日、書評のページに、ミカエル・ヒョルト/ハンス・ローゼンフェルドの「誰も気づかなかった死者」を掲載。
2016年07月24日、書評のページに、アンネ・ホルトの「ノルウェー人の客」を掲載。
2016年07月14日、旅行記のページにベルギー・アントワープ訪問記、「フラダンスの犬、あ、違った、フランダースだった」を掲載。
2016年07月12日、旅行記のページに「ウィンブルドンへの道」を掲載。
2016年07月02日、書評のページに、ペーター・ホゥの「スミラと雪の感覚」を掲載。
2016年06 月22日、ヨナス・ヨナソン書評のページに、「殺人者アンデルスと彼の友人たちならびに敵対者たち」を追加。
2016年06月11日、旅行記のページにシンガポール、タイ、麺喰い紀行、「麺を究める」を掲載。
2016年05月10日、書評のページに、トーマス・エンガーの「死すべき者」を掲載。
2016年05 月07日、ラルフ・フスマン書評のページに、「関係の箱をふたりが開くとき」を追加。
2016年04月23日、旅行記のページに京都、金沢、大阪、有馬温泉訪問記、「日本のコメディーとお風呂についての一考察」を掲載。
2016年04月12日、「ミュージカルの都」のページに「ビリー・エリオット」を掲載。
2016年04月07日、書評のページに、リーフ・GW・ペルソンの「心地よい仲間たち」を掲載。
2016年02 月13日、オーケ・エドヴァードソン書評のページに、「マルコニ・パーク」を追加。
2016年02月06日、書評のページに、ヨハン・テオリンの「エーランド」を掲載。
2016年01 月23日、クリスティナ・オールソン書評のページに、「ガラスの子供たち」を追加。
2016年01月18日、バリー・フォーショーの「寒い国からきたミステリー、北欧犯罪小説への案内」に第五章から第七章を追加。
2016年01 月14日、マルティン・ズーター書評のページに、「アルメンと消えたマリア」を追加。
2016年01 月09日、ダニエル・グラッタウアー書評のページに、「贈り物」を追加。
2016年01月03日、書評のページに、クリスティナ・オールソンの「シンデレラ」を掲載。
目次:
このウェッブ・サイトに最初に掲載された、このサイトの主題とも言える文章です。ちょうど三十年前に書いた文章。読み返す度に、そのときの自分が少し恋しくもなります。読んでいただき、一片の共感を持っていただければ、三十年前の筆者も喜ぶことと思います。
ひとりの作家を読み始めたら、その作家の作品は読み尽くすという、「食いついたら離れない」、ブルドッグ式読書法の筆者。今のところ、文字通り、旅から旅への人生だけど、駅で、空港で、社中で、機中で、本さえあればそれで幸せな人間なのです。筆者の読書は主にミステリー、それも人間味のあふれるミステリー小説。読んでいる言葉は、第二の母国語であるドイツ語、それから時々英語。まだ日本語では翻訳の余り出ていない作家も含め、日本の皆様にヨーロッパの現代の作家をご紹介します。
旅行は好きだけど、観光は面倒くさいという、自他とも認める「怠惰な旅行者」の筆者。世界中に友達を作り、その友達とお互い訪ね合うのが夢です。これまで、地球のあちこちに残した足跡を辿ります。
「モトのフォトアルバム、Moto’s
Photo Album」
「ディスカバー・ロンドン」と称してカメラを携えてロンドンをほっつき歩いている筆者。どうしても若いお姉さん達にカメラが向いてしまいます。しかし、たまには良い写真もありますので、お気軽にご覧下さい。
二〇〇四年で日本を離れて二十周年記念の筆者。これまでのヨーロッパ暮らしで見たり聞いたりしたことを、こつこつと書き溜めてきました。「そやからどうやねん」と言われるようなことばかりですが、お暇な方はお読みください。
「ロンドンに響け、六甲おろし」、(掲載 2003年10月1日)
18年ぶりの阪神タイガースの優勝。それをロンドンで迎えることになった筆者。前回の優勝のときは、ドイツの片田舎にいて随分寂しい思いをした。今回こそは、賑やかにお祝いしようと、ロンドンの真中にトラキチを集めて、六甲おろしを合唱することを思いつく。
僕が再び走り始めるようになった経緯と、楽しかったドイツでの走り仲間との交流を描いた読み物です。小説と呼んでもいいですが、15パーセントの虚構と、85パーセントの真実で綴ってあります。どうぞお読みください。
スウェーデンの作家による推理小説を読み、それを体系づけることは私のライフワークです。現在推理小説の原型が、スウェーデンのある作家から発生していることを、進化論のように辿っていきます。
お読みいただき有り難うございました。 ご感想を wataming@dircon.co.uk までお寄せいただければ幸いです。